劣等感を超えていこうよ。
今日は節分の日でもありますので、私にとっても、きっと受け取ってくれるであろう誰かにとっても、大切なことをここに記したいと思います。
このブログの目次
ずっとくすぶっていた姉への歪んだ想い
今度、開催する「根暗のお茶会」は、「足りない自分のままでうまくいく」がサブタイトルです。
(2日足らずで満席になりました!ありがとうございます!)
私は「足りない自分がいていいんだ。むしろ、いなきゃ困るんだ」ってことに、この一年のバタバタを通して気づいていきました。
ほんの1年ちょっと前まで、ずっと疼いていたのは、姉であるよっちゃんへの気持ちでした。
「親が先に死んだら、私がよっちゃんの面倒を見なくてはいけない。そんなのごめんだ!親より先に死んでくれ」と、口には決してしなかったものの、腹の底では思っていました。
そして、そんな風に思う自分を心のどこかで嫌っていました。
全否定はしなくなったものの、まだくすぶっていた本音でした。
よっちゃんは子供の頃から、私にとっては「足りない人間」の代表格でした。
割と最近になって、「よっちゃんなんて死んでくれ」と思っていたのは、「足りない私なんて死んでしまえ」という私の本心の反映でしかなかったと気づきました。
よっちゃんに感じることは、足りない自分を否定する私の心の反映でしかありませんでした。
足りない自分を全受容し始めたのは去年です。
そこから、よっちゃんは私にとってスターになりました。
そして漫画を描き始めました。
こんなにユニークで、一瞬一瞬が見逃せない人いないわ!
と、感じるようになりました。
それもまた、私の心の反映です。
私はなんのために、ずっと頑張ってきたのか?
生まれてから今日まで、そしてきっとこれからも、私の人生には一貫したテーマがあります。
それは「本当の精神的自立とは何か?」ということ。
今も果たせているかと言われれば、全く自信はありません。
ちょっとカッコつけるなら、果たしつつある、と言いたいかな。
私たちの依存というのは根深い。
劣等感から努力をして、誰かが認めてくれるのを求めて、また努力する・・・
社会がそうなってる。
それではエネルギーが枯渇するばかりで、どうにか生きているけど、心は苦しい。
劣等感を感じている時点で目の前が歪んでしまい、相手のこともありのままに見れなくなる。
そんなことをさんざんやりました。
今もうっかりやりそうになります。
劣等感を感じる相手に平伏しそうになります。
でもそこで自分に問います。
「私は誰だ?」と。
「私は私だ」
そう言えるようになるために、劣等感と不安にまみれて、ずっとずっと頑張ってきたんだなぁと思います。
「誰にも寄せる必要はない。
自分の信じた道を行くだけだ。」
そう思い出した時に、またスッと前を向くことができます。
そうすることでやっと、ありのままの相手を見ることもできるのです。
足りないところがあるからこその私
足りない自分でいいと言っても、もうひとつ腑に落ちてないところがあったので、エニアグラムを使って、ワークを自分なりにやってみたんですね。
そして気づきました。
コンプレックスを抱え、悩み、感情が揺れ、的外れな行動をする、そんな足りない私がいなければ、私はコンサルなんてできないし、マンガも描けない。
悩みのない私なら、悩んでいる人の気持ちなんてわかるわけがない。
自分が痛みを知っているから、人の痛みが描ける。
足りない自分がいなきゃ、足りてる自分もいない。
劣る自分がいなきゃ、優れた自分はいない。
劣る自分がいるから、自分の優れているところを周りのために使うことができる。
足りない自分の存在が、自分の才能を支えているんだなぁと思ったんです。
今まではここがバラバラに思えていたんですね。
みんなで考えていきたい
私がエニアグラムを使って活動をする理由も、よっちゃんを描く理由も、本質は全く同じ。
本当の精神的自立とは何か?をみんなで考えていきたい、ということなんです。
それなしには、みんなの大好きな調和の世界には存在できないからです。
今までは「先生」として、みんなより優秀でないといけないと、どこかで力んでいましたが、もうそれも必要ないですね。
ただ頑張ってきた分、いろいろ知っていて、アレンジする力、ファシリテートする力には自信があります。
学ぶのが好きなので、これからも吸収し続け、アウトプットもし続けます。
だから、「一緒にやりませんか?」って、あなたをお誘いしたいです。
それが「自分に目覚めるワークショップ」であり、個人コンサルであり、マンガを描くことです。
たくさんあるけど、全部気持ちは同じ。
劣等感で苦しんでる多くの人が「自分も足りてないところがあっていいんだ」って思えたらいいな。
みんなで劣等感を超えて、個々の素晴らしさを称え合いたい。
これが私の活動の動機です。
やっと言葉にできたように思います。
ずっとずっと私の心の奥にあった言葉。
私が感じてきた不安や劣等感に、そんな深い意図があったとは。
きっと同じ想いをしている人がいる。
どうか届きますように!
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