抱える矛盾こそ自分そのもの

今、エニアグラムベーシック講座の半年コースを開催しています。

(メルマガとLINEでのみ募集したもので、次期はこちらのブログやSNSでも告知して6月か7月に開催します。

春頃と告知していたので、もしも待って下さっていた方がいらっしゃったら予定より遅れてすみません!)

等身大の自分を受容したらどうなる?

エニアグラムをどういう姿勢で扱っていくのかも含めて丁寧にお伝えしている講座なのですが、先日「自己受容が深まったらどうなっていきますか?」という主旨の質問を受講者の方からいただきました。

そこで答えたことを、この記事ではちょっと広げて書いてみようと思います。

私の返答は以下のようなものでした。

等身大の自分を受容しているほどに「今のままで幸せ」と今ここに感じると思いますよ。
「何も変わらなくていいという感覚」と「いかようにでも変えられるという感覚」の両方が育っていくのではないでしょうか。

質問者の方は、たくさん自分と向き合ってきた方なので、「読み返すたびに感じ方が変わります」と、深く受け止めてくださいました。

一般的には、「等身大の自分をまず認めましょう」という話をすると、

「そこで満足してしまったら、もう何も頑張れないような気がして怖い」とか、

「今のままでいいなんて、とても思えない」というようなコメントが返ってきます。

どのような背景からこの言葉が出てくるかと言えば、それはやはり「二極思考」だと思うのですよ。

「満足か不満足か」「今のままでいいかダメか」という、「選択がどちらかしかない」という感覚の中で話しているような気がするんです。

これは、まさに人間の分離意識を表しているよなぁとも思うのですけどね。

いいか、ダメか、なんて物事を見る角度によって簡単にひっくり返るくらい曖昧なものです。

常に私たちは矛盾を抱えた存在です。

実はそれが本質なんですよね。

精神世界の本などを読むと、「矛盾がないと精神の進化はない」と書かれています。

うん、納得。

だから、私たちは「進化する意識」として、いつも矛盾を抱えるのです。

上記の質問への返答として

『「何も変わらなくていいという感覚」と「いかようにでも変えられるという感覚」の両方が育っていく』

と書いたのはそれゆえです。

二極は表裏一体

「何も変わらなくていい」と「いかようにでも変えられる」は、一見矛盾していますよね。

どっちやねん、と言いたくなる。

でもこれは、「どちらも私に必要な感覚」として、統合できます。

変化しないことと、変化することは、自分の中に同時に存在できるということです。

その観点に立った時、「どっちかしかない」という迷路にハマっていた自分は次元を上げ、「どっちでもいいんだ」という迷路全体を見渡す場所に進化するのです。

やはり、矛盾がないとこの意識進化はないですよね。

「何も変わらなくていい」と自分に対して許可することは、「一生そのまま変わらない」という意味ではありません。

むしろ、何も変わらなくても大丈夫というそのゆるみが、大きな変化を生みますから。

つまり変化しないことと変化することは、コインの表裏のように一体となって動いているのです。

だから、「変わらないことを認める」ということは、諦めではありません。

一旦心底認めてみると、それがわかります。

心が楽になり、力が湧いてきますから。

あるべき自分になるために

以前「虹色思考」という話を記事にしました。

コインの表裏のような二極ですが、その間には豊かな彩りが広がっているのだという話でした。

私たちの意識はいつも「極」にいるのではなく、「間」にいると思います。

それは「変わりたいのか、変わりたくないのか、どっちなんだ!」というような「中途半端」ではありません。

時には「変わらなくていい」とリラックスし、時には「よし変わろう!」と決意する・・・それはどちらも紛れもない自分自身。

そんな、彩り豊かな変化こそが自分そのものではないでしょうか?

そもそも私たちは意識してようがしてなかろうが、変わり続けています。

(変わらないんだったら年取らないよ!笑)

その変わり続ける等身大にリラックスし、その自分で「あるべき自分」を内なる基準で目指していく。

内なる基準がベースとなる時、そこには「べき」があってもいいよね、と思うのです。

自分の本質から立ち上がっている望みは「したいかしたくないか」ではなく、「もうそうなっているから」という感覚で、やるしかないというか・・・

それは大いなる存在から背中を押された「あるべき自分」なのではないかな、と思うわけです。

だから、まずは等身大の自分に遠慮なく「それでいいよ!」と言ってあげましょう〜

等身大の自分も、その奥の本質も、エニアグラムで紐解くのが本当におすすめです。

自分で自分を知るのは至難の業ですが、エニアグラムならそれが可能ですから。

今募集中の「自分に目覚めるワークショップ」は、エニアグラムを使って自分を分解し、等身大を認めながら、そこにある矛盾を拾い集めて統合させていきます。

自分に目覚めるワークショップの詳細はこちら

エニアグラムのタイプ別に、「存在の輝き」について言及した記事も書くことを予定しています。

私が一番語りたい部分なので、ぜひご期待いただければと!

できるだけ早く書く気になるよう、宣言を締めとして終わりたいと思います。笑

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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