いきなり100点をとろうとしない生き方
最近のコンサルで何度もお話することになったテーマがあるので、今日はそれについて書きたいと思います。
100点を夢見る生き方
長い間、現状が何も変わらない・・・と悩んでいる人の特徴として、「ある日、いきなり100点とる日がやってくるんじゃないか」と期待している、というのがあります。
1回のテストでいきなり100点!
ある日突然、運命の人に出逢い、そこから一気に世界が変わり、人生が好転し始める、ことを夢見続けている・・・みたいなイメージ。
それがいきなり100点とろうとする生き方。
しかし、どうでしょうか?それはなかなか現実にならないでしょう・・・
いきなり100点を夢見ている方の特徴として、「目の前の1点をないがしろにする」というのがあります。
小さな成果、小さな喜びを、無視しがち。
「そんなの100点じゃないから、いらない」という感じ。
でも、ちょっと待って~!
100点は、1点が100個集まったものですよ~!!
1点をないがしろにしていると、いつまでも点数は積み重ならないので、どんどん100点から遠のいてしまいます・・・
一発逆転を狙いたくなるのはなぜ?
すると、どうなるかというと・・・
ますます一発逆転を狙うようになるのです・・・
自分に自信がないから、棚ぼたに命を賭ける。
まぁそんな生き方もおもろいな~とは思いますけどね。
本気でやったら、それはそれでうまくいきそうだし!
でも、世の中の一見棚ぼたっぽく見えるような、とてもうまくいっている人も、本当は棚ぼたじゃないはずなんです。
ちゃんと1点、1点、集めて、積み重ねてしてきたはず。
だけど、100点とったところしか、他人には見えないから、棚ぼたに見えるだけ。
または、棚ぼたを経験することが、積み重ねの大切さに気付くという人生の課題のエッセンスという人もいるのかもしれないですけどね。
1点を見過ごさない
100点をすぐにとれない人はいるとしても、1点もとれない人生なんてないと思うのです。
1点というのは、「小さなこと」の例えです。
例えば、今日私はこのブログを書きました。
それも、私にとっては小さな成果。
この1点をめっちゃ褒めて、喜びます。
心の喜び貯金箱に1点入ります。チャリ~ン!
だって、このブログを読むのを楽しみにしてくださっている方がいて、その方たちにお話を提供できたから。
そして、自分の考えや感じたことをまたこうして、世界にアウトプットできたから。
いや~これは1点どころではない。10点か。笑
今日の私にとっては100点だ!
なんだか基準が微妙ですみません。笑
とにかく、大事なのは「1点を喜ぶこと」です!
それはさておき、晩御飯が美味しくできたら、それも1点。
美味しいご飯が今日も食べられた!も1点。
今日も元気に仕事して、無事に家に帰ってきた、も1点。
そうやって、1点を大切に大切に集めて行ったら、100点なんてあっという間ですね~
心の喜び貯金箱はあっという間に、満たされますね!
でも、奇跡って、そのような在り方の先にあるものなのではないかな。
毎日にこのような「積み重ね」の実感があるのって大事だなと思うのです。
一流の人はみんな積み重ねている
パラリンピックのスノーボードで金メダルをとった成田緑夢選手のドキュメントをテレビで観たのですが、
「目の前の1歩に全力で!」
という彼のポリシーがとても印象的でした。
それって、目の前の1点に全力を注ぎ、それを積み重ねていくということですよね。
それが、パラリンピックで金メダルという、大きな奇跡に繋がったのですよね。
おそらく、一流の人ほど、そこを大事になさっているのではないかと思います。
そして、それなら誰にだってできることなんです。
一流だからできるんじゃなくて、ね。
さぁ、今日のあなたはどんな1点を積み重ねましたか?
ぜひ今日から積み重ねることを意識して、心の喜び貯金をしていきましょう♪
More from my site
最新記事 by 奥 敬子 (全て見る)
- 一番大切な存在を失った地獄と天国 - 2024年11月14日
- 50代で美しく12キロのダイエットに成功。その秘訣(タイプ9) - 2024年11月6日
- 今すぐ自分を深刻な気分から救う方法 - 2024年11月1日