考える前に必要なこと。

世の中、考えすぎの人が多いのではないかと思います。

ええ、私もその一人でして・・・

なぜ考えすぎてしまうのか?

ではなぜ考えすぎてしまうのかといえば、「なんとかしたいから」ですよね。

しかし、考えてなんとかなることと、なんともならないことがある。

もちろん、考えなきゃなんともならないこともある訳で、考えることは大事です。

ただ、なんともならないことを考えて、エネルギーを消費しまくっていること、ありませんか?

不安や恐怖が強くて、ついつい考えてしまうこともあるでしょう。

不安だから、怖いから、傷つきたくないから、「なんとかしたい」。

私もたまに思考のドツボにはまることがあるのです。

その時は必ずストレスに感じていることがあって、それを思考の力技でなんとかしようとしている時です。

ところがそうなると、どんどん本来の自分から離れていってしまいます・・・

思考には強い力があります。

強引に、本来の自分を思考の力で捻じ曲げることは、意外と簡単にできるんじゃないかと思うんです。

周りから見るとどこか不自然にうつったり、違和感を感じたりするけど、自分じゃわからない。

思考で「思い込んで」ますからね。

思考の渦に はまったら・・・

私は最近やっと、自分が思考のドツボにはまる時に気づくようになりました。

そういう時にどうするか。

そう、「感じる」のです。

Don’t think、Feel.

ですよ!

まず感じて、考えるならその後。

考えなくてもいいし。

感じたことを大切にして考えると、それはとても有意義な時間になるのです。

例えば、私はコンサルをする時にも、「感じながら、考える」ということを同時にやっているんです。

考えるだけのコンサルじゃ、たいしたコンサルにはなりません。

視野の狭いコンサルになってしまいます。

自分の感性を使うから、私にしかできないコンサルになるわけで。

思考だけでできることは、限られています。

そこに感性が加わることで、思考の力が最大限に活かされる。

そういうことだと思っています。

感じてから、考えよう

感情が大きく動く時に、ぐーっと思考に寄ってしまって、息もしてんのかしてないのかよくわからないくらい、考えちゃうって人、結構いるんじゃないでしょうか。

そんなあなたはまず深呼吸。

そして、感じることからやってみましょう。

「感じること自体がわからない」という人もいるかもしれません。

そういう場合は、五感を意識してみるといいと思います。

今どんな音がしてる?

どんなにおいがする?

体にはどんな感覚がある?

そこにある「内面の感覚」を意識してみるんです。

「お腹がすいたなぁ~」は感じていることです。

「もうすぐお腹がすくはずだから食べとこう」は考えることです。

結構、ここがごっちゃな人もいるんですよ。

そもそも女性は感じてナンボの生き物です。

思考ばかりだと、おっさんになってきます。

感性を大事にして、思考とのバランスをとっていきたいものですね。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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