女性のビジネスはお金のためではない!?その本当の目的とは?
女性が個人でビジネスを続けていく場合、「お金のためだけ」にやることはとても困難ではないかと感じます。
なぜなら、主体的にやる分、大変なこともたくさんあるし、考えることも山ほどあるからです。
お金のためだけなら、雇われて働いていた方がよっぽどいいはずなんですよね。
では、なんのために個人でビジネスをやるのでしょうか?
私の中から出てきたひとつの答えを今日はシェアしたいと思います。
このブログの目次
成功とは一時的な現象にすぎない
誰でも、やるからには「成功したい」と思ってビジネスを始めると思います。
では、あなたにとっての「ビジネスの成功」ってなんでしょうか?
高額な商品を売り、たくさん稼ぐこと?
イベントをやれば、人がたくさん集まり、盛況になること?
SNSでいいね!をたくさんもらって影響力を持つこと?
確かに、このような現象が起こるということは、ひとつの成功と言えるでしょう。
それに、ここまでくるには、しっかり行動した結果があるはずです。
そんな自分に誇りを持っていいと思います。
しかし、そのひとつひとつは「一時的な結果」にすぎません。
あなたがこの結果を得たとして、満たされるのはほんの一瞬のこと。
本当の目的はもっと違うところにあると思うのです。
特に女性は「満たされたい」生き物です。
どうすれば満たされるのか?ということと、本当の目的はつながっているはずなんです。
満たされることが目的なのだとしたら?
昨年、私がコンサルを受けた際に、私らしいビジネスの核となる部分を言語化する機会がありました。
私はなぜビジネスを続けてきたのか?
その本当の目的はなんだったのか?
それは、ビジネスを通して「自分の愛し方」を学ぶためだった、とわかったのです。
これが私らしいひとつの答えでした。
この言葉が目の前に現れた時、涙が出ました。
そうか・・・、私はずっと自分を愛するためにビジネスをしてきたんだって。
すると、気持ちが大きく満たされたのです。
愛するためというと、ちょっと抽象的すぎてわかりにくいかもしれませんね。
「自分を理解する」「自分を信頼する」「自分を許す」「自分を認める」などいろんなエッセンスが集まって「愛する」という一言に集約されるというイメージです。
例えば、個人ビジネスの場合、価格を自分で決めます。
その時、「自分が提供するものの価値」とトコトン向き合う必要があります。
引いては「自分自身の価値をどう捉えているか?」が反映されるのです。
金額を高く設定すればいいというものでもなく、今の自分の現状を把握し、それに見合った設定をする必要があるわけです。
安い価格設定でたくさんの方にお越しいただいて経験を積む時期なのか、自分の提供しているものの価値をもっと引き上げていく時期なのか・・・(ただ単に高い金額でやってしまうと結局一時的に売上にはなっても、実力が伴わないと続かない)
とても冷静に、客観的に、自分を理解し、信頼する必要があります。
さらに、個人ビジネスに不可欠な発信。
どれだけ自分を理解し、信頼しているかによって、書く内容が変わっていくはずです。
より説得力のある、その人らしいものが書けるようになるには、文章が上手か下手かではありません。
文章に乗って相手に伝わるエネルギーというものがあります。
それが読んでくださるみなさんに伝わり、共感を呼び、動かしていくのです。
また、うまくいかない時、自分を責めることもあります。
だからこそ、次はどうしようか、どうしたら喜んでいただけるのか、真剣に考えることにもなります。
責めることも、愛するプロセスのひとつだと思います。
このプロセスは、自分の思い込みを手放すヒントが満載ですし、続ければ続けるほど、必ずそれが「道」となります。
あなただけの「道」がそこにできるのです。
それは、自分と真剣に向き合い、愛してきた道です。
真剣に向き合うから、責めるし、腹が立つし、嫌にもなります。
不器用でも、愛していることに変わりはありません。
あなたは何を通して自分の愛し方を学んでいますか?
私にとって「自分の愛し方を学ぶ最高の手段」が、ビジネスです。
(ビジネスだけではないけれど、私にとっては重要なもの)
しかしこれはビジネスに限らず、人によって何を通して自分の愛し方を学ぶのかが違うだけだと思うのです。
何で悩むことが多いのか?何が頭の中を締めているのか?がヒントかもしれません。
子育てを通して学ぶ人。
パートナーシップを通して学ぶ人。
親との関係を通して学ぶ人。
本当に人それぞれだと思います。
そして・・・「学ぶ」ということは、最初は苦手なこと、できないことから始まる。
自分を愛することが最初から器用な人は少ないと思います。
不器用だから学ぶし、学んでいくうちにだんだん自分なりに上手になっていく。
それでいいと思うのです。
だから、自分をうまく愛せていないとしても責める必要はない。
少しずつ、何かを通して、上手になっていけばいいのです。
自分を愛する先にあるもの
自分を愛した先にあるものって何なのでしょう?
先ほども書きましたが、愛するを噛み砕くと、理解する、信頼する、許す、認める、などなど・・・
内側である自分自身を愛することが深まると、外側を愛することが自然になってきます。
世界のあるがままを受け入れると、世界はまるごと自分の味方になる。
そうなると、きっとますます自分らしいままで人のお役にも立つようになるんじゃないでしょうか。
段階に応じて、できること、求められることもどんどん変わっていくでしょう。
そうやって自分を更新しながら、ビジネスが進んでいく。
そんな風に感じている2018年の1月です。
自分自身への理解が深まっていくと、また言葉も変わっていくので、来年はまた違うことを言っているかもしれませんね。
これからどんな表現が自分の中から出てくるのか、楽しみです。
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