高熱と潜在的恐怖

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ご訪問ありがとうございます。奥敬子です。

今日は、高熱と潜在的恐怖心との関連について書いてみたいと思います。

このブログの目次

1 高熱は悪いのか！？
2 高熱と恐怖のレメディー
3 高熱で恐怖を燃やす
4 高熱をやたらと下げないで
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高熱は悪いのか！？

そもそも高熱が出るというのは、悪いことでも怖いことでもないとホメオパシーでは考えます。

（もちろん例外はありますが）

本当に怖いのは解熱剤などで無理やり熱を下げることなのですが、それはまた後で。

そもそも高熱を出すには、大きなエネルギーが必要なことです。

熱量をそれだけ作るわけですから、どれだけのエネルギー生産が体内でなされているのでしょうか！？

だからエネルギーの高い子供たちは高熱を出すことができます。

しかし大人になればなるほど、「体の余力」が減っていくので、高熱を出すほどの余力がない人が多いのです。

大人で1~3年に一度くらい38.5度以上の高熱が出る大人は、相当余力のある人です。

そうは言っても、一般的にみんなが感じるのは、高熱が続くことが「恐怖」につながりますよね。

下がらなかったらどうしよう・・・みたいなね。下がるんですけども。

高熱が人類の恐怖にアクセスするきっかけになりうるのは納得がいくわけです。

高熱と恐怖のレメディー

ベラドンナ

ホメオパシーのレメディーにはいろんな使い方があるのですが、その中でも体の症状を押し出すために使うのが一番メジャーな使い方です。

「高熱」のレメディーというのもたくさんあるのですが、その中でも高熱といえばこのレメディー！というのが「ベラドンナ」。

このベラドンナはナス科の植物。

このナス科の別名は「Night Shade」といいます。

「夜の影」・・・

動物も人間も恐れる夜の暗闇を思わせます。

実際にナス科の植物は毒性の強いものが多く、それが夜の影という総称のついた由来とも言われています。

あ、ちなみにホメオパシーは現物質を使わないので、毒を盛るようなことはありませんのでご安心ください。笑

ベラドンナはナス科の中でも急性の身体症状に一番よく適合すると言われていて、実際にお子さんの高熱などにヒットすることがとても多いです。

高熱で恐怖を燃やす

お子さんが高熱を出すと、幻覚や怖い夢を見て、興奮状態になったりすることってありますよね。

まさに高熱と恐怖が同時に起こります。

ホメオパシーの学校で教わったのは、「子供は高熱を出すことで潜在的恐怖を燃やそうとしている」ということ。

お子さんって日常で怖い思いをした後におねしょをしたり、高熱を出したりと、それぞれのやり方で対処しようとしているんですよね。

それはなんとかバランスを取ろうとするけなげな体の努力です。

（実は大人もそうなんだけど、だいたいが複雑になってしまっている）

特に高熱が出た時は大きな恐怖をなんとかしようとしていたりするのだと思うのです。

それはまれに大人もあるのだと思うのです。

私は阪神大震災で震度７を経験し、被災した次の日に高熱を出しました。

それも私なりに、大きな恐怖に対してなんとかバランスとろうとしていたのかもしれません。

いやまたは、寒い冬にテントで寝たからかもしれません。笑

高熱をやたらと下げないで

結局何が言いたいのかと言いますと、「症状にはちゃんと目的や意味がある」ということです。

それを見ずして、やたらと怖がり、外側の力に頼るのはいかがなものか？と思うわけです。

生きている限り「自己治癒力」があります。

体は「より健康になろう」「よりバランスをとろう」という努力を惜しみなくしています。

例えば、高熱は恐怖を燃やすといった部分だけではなくて、体内の浄化が一気に進むものです。

アトピーの方などは、高熱を出した後に一気にお肌がきれいになったりします。

本当にコントロールできないくらいに体が弱り、命にかかわるような時にはもちろん解熱剤はありがたい存在ですが、ちょっとの熱でとるものではないということなんです。

せっかく解決しようとしている何かが未解決のままになってしまいます。

それだけでなく、解熱鎮痛剤は体を冷やすものです。

そりゃそうですよね、炎症をおさめるものですから。

とればとるほど体温は下がっていきます。

実際、私は20代の頃、毎月解熱鎮痛剤をとっていて、平熱が35度くらいしかありませんでした。

ホメオパシーを始めたのをきっかけに、鎮痛剤を手放し、１年くらいで36度以上の平熱に戻すことができました。

鼻水、咳、喉の痛み、皮膚の炎症、その他あらゆる部位の炎症なども同じことです。

できるだけ、体の解決しようとしている努力を応援できるようなツールを使っていただきたいと思います。

その中でも強力な助っ人がホメオパシーというわけです。

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奥敬子

奥　敬子心理コンサルタント 1972年神戸生まれ。阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社 PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。 2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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