自分の感性を大事にすることにはストイックであれ

「人の機嫌取る前に自分の機嫌取りなさい」

これは、少し前に私がある人から言われた一言。

自分よりも人の機嫌を取ろうとしていたことに、その時の私は気づいていませんでした。

自分の心、置き去りにしてませんか?

確かに、自分の中では「ノー」と答えが出ているのに、相手のことが気になって、言い訳を並べて「ノー」を言い切れない状態でうだうだ話していたんですね。

私によかれと思ってお誘いをくださったことはすごくよくわかる、でも私の内側は動いていないし納得もしていない。

こういう時です。

頭でごちゃごちゃ考えて、心を置きざりにしてしまいがちな場面。

相手の良心、都合、背景など、いろんなことを考えすぎて、自分よりも相手を優先してしまいそうになる。

そういうことありませんか?

しかも、さほど自分に負担がかからないって思うと、「ちょっとならまぁいっか」ってなりませんか?

でも、ちょっと待って!

そんな風に自分の内側を置き去りにして、うまくいくことなんて、まぁありませんよ。

最初は表面上うまくやったとしても、結局苦しくなるのは自分。

だって納得いってないのだから。

こういうことこそ、塵も積もれば山となり、相手のことを一方的に嫌になってしまったりするんです・・・

これは相手にもとても失礼ですよね。

相手のためにと言いながら、結局自分が表面上、相手の期待に応えるいい人でいるための選択。

やっぱり自分の内なる声と合致する選択をすることが一番。

そうすることで結果的に一番いい流れに乗れるのだから。

感性が活きていれば、自分に戻ってこれる

でもね、その選択をし続けるのが、とても難しい人もいると思うんです。

私もつい、相手の情報をたくさん自分の中に入れ込んでしまうクセがあるので、思考優位になり、混乱します。

思考が優位になりすぎると、感性が鈍るんです。

それゆえに、迷うところちゃうやろ!ってところで、迷ったりもします。

だから、日ごろから感じることを忘れちゃいけない。

「なんか違う」という違和感。

「これ好き!」というフィット感。

女性は、感性がちゃんと活きていたら、自分の内側を無視するなんてできませんから。

うっかり人の機嫌を優先しそうになっても、ちゃんと自分の内側に戻ってこれます。

自分の機嫌をとる、感性を大事にすることには、ストイックでありたい。

女性として喜んで生きるために、とっても大事なことだと思います。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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