不登校と母子関係
ご訪問ありがとうございます。奥敬子です。
日々実感していること
最近、「自分の幸せを優先すると、大切な人が幸せになる」ということをさまざまな出来事から実感しています。
現在、14歳のAちゃんは、小6の頃から私のセッションに来てくれていました。
お母さんはシングルマザーで、とても仲のいい親子。
もともとはお母さんが私のセッションを受けに来てくださり、その後娘さんも受けるようになりました。
当初、お母さんはパニックがあり、とても不安の強い状態でした。
そんなお母さんを何も言わずに小さいころから支え続けていたAちゃん。
ホメオパシーで、お母さんが元気になってきたら、本音を言うようになりました。
そりゃ、お母さんがいつも不安そうでつらそうだったら、安心して弱音を吐くことなんてできませんよね。
母一人、子一人ですから、なおさらです。
お母さんに娘の本音を受け入れるだけの器ができた時に、Aちゃんは言い出したのです。
どれだけ大人なのでしょうか。
親よりも大人の子供
時々、そんな大人っぽい子供に出会います。
実年齢と精神年齢がかけ離れている。
だから同年代の子たちとなじめず、無理してたりします。(そこも大人)
無理は無理なので、ある日限界がきて、学校にいけなくなる。
多分、魂の年齢がずいぶんと上なのだろうなと思います。
だから、成長するにつれてだんだんとバランスがとれてくる感じなんですよね。
Aちゃんの場合もそうでした。
もともと持っている素質と環境からのことなのだと思いますが、そこで経験を積んで魂を磨くんだってきっと本人が決めてきているのではないかなと思うのです。
お母さんが元気になったら、子供の人生が始まった
そしてここ1年、お母さんが劇的に元気になりました。
不安が激減し、乗れなかった電車に乗れるようになり、パニックも起きなくなり、甲状腺の問題も改善しました。
そして、お母さんはずっとやりたかった夢に向かって、行動を始め、イキイキと人生をエンジョイしています。
お母さんがどんどんよくなっていくのと同時に、Aちゃんは自分の夢を見つけました。
大人っぽい彼女ですから、やりたいことが見つかる前は、将来に対してもあまり希望が持てなかったのだと思います。
しかし、「私はこうなりたい」という明確な目標を持った途端、Aちゃんは変わりました。
目標を持った時に「学校に行く理由」ができました。
そして学校にも行くようになりました。
Aちゃんはお母さんが元気になる様子を見て、「あぁこれでもう大丈夫。私も自分の人生を生きれる」と深いところで思ったのだと思います。
不登校の間、Aちゃんの場合は自分を生きずに、お母さんのために生きていました。
なぜなら、お母さんが自分を生きていなかったから。不登校の子は、とてもとても心優しい子が多いです。
自分を生きていない母親を目の前にして、自分だけが自分を生きるなんてできないんです。
子供から親への無償の愛ってすごいよな・・・と思うのです。
みんな体はったり、人生はったりしているんです。
大切な人が幸せであるために
今、この親子は「本来の親子のかたち」を取り戻し、二人ともパワフルに毎日を生きています。
それぞれが「自分の幸せ」を優先し、その幸せなエネルギーで大切な人に接する。大切な人が幸せそうだとそれだけで嬉しいですよね?
だから、子育てに悩むお母さん、どうか自分の幸せを考えてください。
子供の幸せを優先しすぎていませんか?
あなたの幸せが子供の幸せになっていきます。
このようなケースは、この親子だけではありません。
お母さんが自分を生き始めると、子供の問題が解決することはとても多いです。
私はいつもこうやってクライアントさんから大切なことを学ばせていただいています。
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