難聴に隠された願い。
ご訪問ありがとうございます。奥敬子です。
脳梗塞で入院中の父ですが、アップダウンありながらも父の力は発揮され、日々それなりに快適に過ごせているようです。
以前に書いた父に関する記事もよかったらどうぞ
→オトンヒーリング
父の難聴
ところで、うちの父はもうずいぶん前から難聴です。
老人性のもので、耳元で大きな声で言わないと聞こえません。
難聴といえば、「聞きたくないから聞こえなくしている」という体の素直な反応だとよく言われますし、実際に母の小言を聞くのがいやなんだろうな~なんて私も思っていました。
しかし、今回の入院中、私は別の視点から父の難聴を理解しました。
父に何かを伝えるためには、「そばに行く」ことが必要なんです。
ということは、 父が難聴になってまで求めていたのは、「そばに来てほしい」ということだったのではないかなぁ と思ったのです。
もちろん、機能的な原因は体レベルであるし、深読みしすぎっちゃしすぎ。
だけど、このような理解を通して、私はまた父との距離を近く感じることができました。
これが 私にとっての正解 なのです。
実際今父と話す時には、手を握り、耳元で話をします。
その時、顔と顔が相当近くなります。
目と目もはっきりと合います。
私自身、それにとても満たされた感覚を持つのです。
きっと父も同じはず。
人々の恐れるもの、そして求めるもの
最近、強く思います。
結局人が恐れているのは「孤独」。 そして誰しも求めているのは結局「人との繋がりを感じること」
それだけなんじゃないかと。
みんなそれぞれ形を変えて、孤独を恐れ、人との繋がりを求めて生きている。
さっき、友人とお茶をしていて、
「孤独な10年より、大切な人との繋がりを実感しながら生きる1年の方がいいのかもね」
そんな話になりました。
極端に言うとそんな感じ。
いや、しかしやっぱり人との繋がりを実感しながら生きるのを1年と言わず、たくさん経験したいですね。笑
そんな生き方をしていこうと改めて思いました。
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