人が苦手、でも本当は人が好き

こんにちは、奥敬子です。

最近のセッションで浮上してきたテーマで、本当にそうだよなぁとしみじみしたことがあったので、書きたいと思います。

人が苦手、コミュニケーションが苦手、できれば一人の世界でこもっていたい。

だけど、そうも言っていられない・・・

そんな風に思っている方に時々出会います。

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すべての方に当てはまるわけではありませんが、よくよく話を聞いていくと、

「それってめっちゃ人に興味あって、めっちゃ好きってことじゃない!?」

としか思えないようなことがあるんです。

人との関わりでとても傷つきやすいということは、人をとても重要視しているわけで。

そこまで人に興味がなければ、そこまで傷つくこともないんちゃうかなと。

本当に人に興味がなければ、誰が何を言っても「あっそ」って感覚なんじゃないのかなと思うんですよね。

どうですかね?

人に言われて、腹が立つにしても、悲しいにしても、嬉しいにしても、その人の言う事を受け入れたから心が動く。

それって言った人のこと尊重してますよね。

そういう方に人生で楽しかった時を伺うとやっぱり「人と繋がっていた時」なんですよ。

そしてそれが失われたと感じた時に、とてもとても辛くなるのです。

だからその人は、人が好きで、つながっている温かい関係を作ることが本当の望みだったりするのです。

人生でそれが叶わないのかもという出来事が起こってから、叶わないのならいっそのことこちらから閉ざしてしまおうとしただけのこと。

閉ざしても、その願いは心の奥にずっとあります。

そして、閉ざしている時期があることも、人生で大切なことであり、そこでしっかりと「自分」を熟成させ、確立した自分になって、いざ人と繋がる世界へと戻ればいい。

人と繋がる温かさも、心を閉ざす冷たさも、両方体験したい。

それが魂の願いなんじゃないのかな。

体験に善いも悪いもない。

すべて自分で選んで経験してきたことです。

「本当は人が好き、つながりたい。」

そんなピュアな自分の願いを認めるだけで、セルフイメージが変わってしまいます。

今まで人が苦手、ドライな人間だと思っていたのが、違っちゃうわけですから。

それを受け入れるのはちょっと時間がかかったりする場合もあるのかもしれないけれど。

そんな純粋な願いを持つ自分なんですよ。

叶えてあげたいじゃないですか。

そう思えると、内側からエネルギーがわ~っと湧いてくるんですよ。

本当の願いに気づくってすごくパワフルなことなんです。

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この記事を書いた人

奥 敬子
心理コンサルタント
1972年神戸生まれ。
阪神大震災で被災したことをきっかけに上京し、ソニー・ミュージックアーティスツに入社
PUFFY、氣志團、真心ブラザーズなど、数々のアーティストのコンサートグッズ企画制作を11年間担当し日本全国をツアーで回る。
多忙の中でパニック症を発症したことをきっかけにホメオパシーに出会い、劇的に改善したことから専門家を目指すことに。
日本ホメオパシーの第一人者である由井寅子氏をはじめ、イギリス、インド、フランスなどホメオパシー先進国の教師の元で学ぶ。
2008年に開業し、ホメオパス医学協会の学会では4年連続ステージで事例発表。
ホメオパスとしての実績を積みながら2014年から心理コンサルタントとしても活動。
現在は心理コンサルティングの中に性格心理学のエニアグラム、ホメオパシー、タロットリーディングを取り入れて、ボディ・マインド・スピリットのつながりを太くしていくアプローチを行ない、アーティストや起業家、会社員、主婦など、多様な人々の人生を幅広くサポートしている。

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